ワード 文章の行文末(右端)揃わない

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生徒さんの質問・設定(PC・スマホ・タブレット)

Wordの文章の一部を揃えるために、スペースキーを使用して揃えたのですが、文末が綺麗に揃いません

フォントの幅は全て同じではありません。等幅フォントは文字の幅が同じですが、プロポーショナルフォントは文字によって幅が違ってきます。

フォントの種類・半角・全角により文字幅が同じではない為、文字幅を揃える為にスペースキーで揃えたり、全てENTERキーをクリックし手動で改行を行ったりすると、本来揃っていた文章も右端が揃わなくなることがあります。

例えば、下の文章は、同じ文章を入力していますが、MSゴシック(等幅フォント)・MSPゴシック(プロポーショナルフォント)文字幅が違うので文章の折り返し位置が違います。

右端を揃える為に入力方法見直し

等幅フォントもプロポーショナルフォントも、本来両端揃えであれば入力方法によって右端の文字が綺麗に揃います。

1. 段落を変える場合はENTERキーを利用しますが、それ以外は自動で折り返しさせENTERキーで折り返し入力しない。

2. 「両端揃え」設定になっているか

3. フォントの種類により文字の幅が違う為、Wordの文章入力はスペースで揃えるのではなく、なるべくWordの機能を利用する。

(インデント・均等割り付け・字下げ・タブ・その他)

※スペースキーを使うとフォント種類によっては、文字幅が違う為、文章の右端が揃わなくなる事があります。

4. どうしても揃わない場合フォントの種類を変更してみる。
※等幅フォントを利用してみる。

Wordの機能を利用

●段落ダイアログボックス
(字下げ・インデント・タブ・リーダーなどを利用する)

●均等割り付けの利用

例えば、文字の間隔をスペースで揃えようとした場合、MSゴシック(等幅フォント)揃っていますが、MSPゴシック(プロポーショナルフォント)文字により幅が違う為、揃わない場合があります。

下の文字を揃えたい場合、Wordの機能(均等割り付け)を使用すれば、プロポーショナルフォントも揃います。

例・MSゴシック(等幅フォント)

カレンダー・・・文字列の幅 5文字(18.5mm)

例・MSPゴシック(プロポーショナルフォント)

カレンダー・・・文字列の幅 4.42文字(16.4mm)

※例・・・文字幅が違う場合、「上の文字と下の文字」の改行マーク位置が違っています。文字幅が違うものをスペースで揃えようとすると、右端が揃わなくなってしまいます。

その為、下のような入力がある場合、均等割り付け機能を利用します。